最近の家づくりは、技術の進歩が進み少ない光熱費で冬、家中が暖かく夏は涼しく過ごせる家が出来てきました。
しかしその一方で、省エネ合戦がはじまり、とにかく省エネ住宅をつくろうと各社が家づくりを考えています。
内装はビニールクロス、新建材と言われる工業製品が多く使われています。
熱交換型の24時間換気の騒音、例えで考えて欲しいのですが、どれだけ暖かいからと言って、ビニールハウスの中で心地よい生活ができるでしょうか?
断熱性、気密性を追い求めるがあまり、人が住む環境として心地よい空間を置き去りにしているように思えてなりません。人はいろいろなストレスにさらされています。育児のストレス、仕事のストレス、人間関係のストレス、等々、、、
ストレスは万病の元とも言われています。そんな日常のストレスが家に帰ってきて癒される家づくりは今後、増々必要とされていくのではないでしょうか?
化学物質の少ない建材を使用
構造材に有害な物質を放つ接着剤を使った集成材を住まい工房は使用しません。
国の基準である「F☆☆☆☆」をクリアした建材も有害物質は0ではありません。
ひのきは一般的に40年程で建材として十分な太さになりますが、木曽ひのきは同じ太さになるのに約70年を必要とします。これは急峻で厳しい寒さといった自然環境のため、成長に時間がかかるためです。
しかしその結果、木目が細かくなり、弾力性の高い木になります。また、ゆがみや縮みが少ない上、反り・曲がりなどの狂いや割れが非常に少ないのが特徴です。
また、耐久性においては、他の木材とは比較にならず、伐採後、数100年に渡り強度を増していき、1200~1300年かけて伐採時の強度に戻るといわれています。
このことから、世界遺産として有名な法隆寺の五重塔や、伊勢神宮など、数々の寺社仏閣で木曽ひのきが使用されてきました。
長野県にはこれほど優れた建材があるにもかかわらず、集成材の家を建てるのはとてももったいないことだと思います。
住まい工房では、木曽ひのきを構造材としてはもちろん、間柱にも使用しています。私たちは地産地消の精神を大切にしながら、そこに暮らすご家族を、世代を超えていつまでも見守ってくれる家を建てたいと考えています。
構造材や内装材といった建物本体からだけでなく、建具や家具からも有害物質(VOC)が排出されます。
気密性の高い家では、有害物質がなかなか外に排出されないため、シックハウス症候群の原因になってしまいます。
住まい工房ではTVボード、カップボード、洗面化粧台などの造作家具や建具などを既製品でなく職人手作りのものをご提供しています。
無垢の床板により冬でも素足で生活できる暖かさを実現いたします。
合板フローリングにはない独特の「温かさ」や「やすらぎ」が無垢の床板にはあります。自然素材がつくりだす空間は住む人の心にゆとりを与えてくれます。
快適な住環境がご家族の幸せや豊かな人生のサポートをしてくれます。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭には、特に無垢フローリングをお勧めいたします。
標準品としてひのき、赤松、パイン材、杉、からまつ等から選ぶことができます。
窓から見える景色はとても重要です。毎日見るものだからこそ、ちょっとした工夫で生活や心にゆとりが生まれます。
私たちは、山や田園風景といった信州の自然をうまく取り込めるような間取り・窓の配置をご提案します。
土地の形状や、立地で自然の景色が望めない場合でも、庭をつくったり、お隣との目隠しに木製フェンスをつくったり、シンボルツリーを植えたり・・・条件にあわせたさまざまなご提案をさせていただきます。
「家」には「庭」があって、はじめて「家庭」ができる
大きくて立派な庭でなくても結構です。
シンボルツリー、目隠しの木製フェンスで囲った坪庭など、外の景色を室内に取り込むためにお庭の計画をしましょう。
毎日窓から見える景色に緑があることで、暮らしや生活に潤いが生まれます。
ご予算や立地にあわせたご提案をさせていただきます。ご予算が厳しい場合は手づくりでのご提案もいたしますので、お気軽にご相談ください。